介護保険適用の介護サービスを利用するには、まずは住んでいる市区町村の介護保険担当窓口で「要介護認定」の申請を行わなければなりません。通例、申請から30日以内に認定の結果が通知されます。
認定の結果が出たら、介護サービスの利用計画書である「ケアプラン」の作成をしてくれるケアマネージャーを選びます。
その後、どのような介護サービスを利用すれば良いのか、担当のケアマネージャーと相談しながら決めていきます。
介護保険サービスを利用すると、所得状況に応じた自己負担額を支払うことになります。
自己負担額は原則1割、所得によっては2~3割となる場合があります。また使った分だけ費用が発生するサービスと、定額制のサービスとがあり、使った分だけ費用が発生するのは訪問介護や通所介護などで、サービス利用1回あたりの利用時間や要介護認定の段階などによって費用が変わります。
介護付き有料老人ホームの介護サービスなどは定額制で、要介護認定の段階別にあらかじめ月単位の自己負担額が定められています。